赤ちゃんの脳を育む〜脳科学をもとにした0歳から2歳の教育〜

赤ちゃんの脳を育む本(久保田競先生著)より

3歳までに子供の脳の80%は出来上がります。


前回紹介した本ですが、赤ちゃんの成長段階でどうしたらいいかなどまとめてみました。

具体的にはどういった育児法で書かれているか見ていきます。

赤ちゃんの脳を育てるポイント

◎ちょうどいい時期に、ふさわしい刺激を与える

首が座った時期、おすわりの時期などその時期にふさわしい刺激を与える。

◎繰り返し同じ刺激を与えることが、神経回路を強化します

一日に何度も同じ働きかけをする。昨日やったことを今日もやってみる。使えば使うほど脳の神経回路はしっかりしたものになる。

◎とにかく基礎からコツコツと

ひとつひとつ段階を追って、キレイなおすわり、キレイなハイハイをさせる。正常な筋肉や骨、関節の発達につながるから。

◎脳の発達にもバランスが大事

あらゆる分野を発達させてあげたいので、各分野をまんべんなく練習させること。

◎遅すぎる、ということはない

早いほどいいが、もちろん途中から初めても効果はあります。

◎嫌がったら、無理にはしない

嫌がる時は、無理にやらせても脳は発達しません。

◎うまくできたら、褒める

褒められると嬉しいもの。脳からドーパミンが出て次はもっと上手にやろうという意欲がわいてきます。

◎安心感を与える

「だめ!」の後は抱きしるなど甘えさせ、安心感を与える

「頭が良い」とは、前頭前野がよく働いて、問題解決ができる事です。

前頭前野とは、脳の中でもいろいろなことを考えたり判断したりする重要な部分です。

さらにその中には前頭極という部分は特に高度な働きをします。脳を鍛えるとはその前頭極を鍛えるという事です。

脳の神経細胞の仕組みは?

目で見た情報は脳のあらゆる部分を一瞬にして次から次へと高次なところに伝達される。その情報を伝達するのが神経細胞(ニューロン)です。

ニューロンは脳に140億個もありそれぞれ繋がっていて、その繋ぎ目のことを「シナプス」といいます。

シナプスは神経細胞を繋ぐ配線みたいなもので、新しい経験をすればするほどできていきます。

「頭の回転が速い」というのは、シナプスが関係していて、シナプスが多いと脳の伝達スピードが速くなり、この回路が密になってくると脳が発達している状態になります。


頭の良い子に育てる方法

◎ ワーキングメモリーを鍛える

ワーキングメモリーとは一時的な記憶のことです。

生後6カ月の赤ちゃんで1秒くらい、1歳くらいでだいたい10秒くらい覚えられるようになります。

赤ちゃんの時は「いないいないばあ」をすることでワーキングメモリーが鍛えられます。

◎褒めることで脳を育てる

褒めることで脳からドーパミンがでます。すると子供は自らやりたがります。

ご褒美は子供の脳を発達させます。

◎NO GOとGO

行動を抑制する働きを「NO GOシステム」といいます。

横断歩道で赤信号は止まる。というのはこのシステムが働いているからです。

しないことを褒める。赤信号で止まる。食事中に立ったりしないなどしなかったことを褒めると効果的です。

◎ミラーニューロンシステムを使って運動する。

ミラーニューロンというのは、目にした行為をあたかも自身のものであるかのように共鳴する神経細胞のことです。

言葉で説明するよりも、実際に親がやってみる。子供はまねをしてみるようになります。

ミラーニューロンは実生活でも、例えば箸の持ち方などでも働いています。

ただ間違った使い方をしてしまうと子供も真似てしまいます。

◎ミラーニューロンで気持ちの理解力を高める。

相手の表情を見て、気持ちを読み取るのにもミラーニューロンは関係しています。

この働きは相手をよく見るという事が大切です。

にらめっこは相手の表情を見ないといけない遊びなので、いろいろな表情を見せると脳が鍛えられます。

叱る時は子供の目線でしゃがんで、しっかりと怒る顔を見せると伝わりやすいです。

読み書きや計算よりも大事なところ

昔けら「三つ子の魂百まで」と言いましたが、3歳までに、子供の人格形成は決まってしまいます。

この時期に子供の心を育てられたらいいですね。

後戻り出来ない大切な期間なので、大変かもしれないけど、この本で親子で一緒に楽しむ子育てができたらいいなと思います。

次回は幼児期にかける言葉がけについて書いてみたいと思います。

本日もお読みいただきありがとうございます。参考になれば幸いです。

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0歳赤ちゃんの発達あそび100

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